新津春子＝（羽田空港の清掃員）お掃除の意味を教えられた

中居正広の金曜日のスマたちへ - TBSテレビで、
羽田空港の清掃員の新津春子さんを
取り上げていました。

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新津春子さんはどういう人？

新津春子さんは、中国の瀋陽出身です。

1970年生まれ。

お父さんが日本人残留孤児で、

お母さんが中国人です。




現在は羽田空港の清掃を請け負う、

日本空港テクノ株式会社に所属しています。




その中で監督の一人として、

自身も清掃をしながら　

色々な細かな指示を出しています。




空港では700人ほどいる清掃員。



皆が一丸となって素晴らしい仕事をしているから、

羽田空港は世界空港賞「清潔な空港」として

世界一を2年連続で受賞しています。

（2013.2014年）




そんな新津春子さんですが、

中国に居る頃は、「日本人！」と言われていじめられ、

一家で日本へ来てからは、言葉もわからないのに

「中国人！」と言われていじめられたそうです。




言葉も分からなくて不安いっぱいの人に対して、

なんてひどい事をするのでしょう。




そのお話を涙をいっぱい流しながら、

語る新津春子さん。



見ている方も涙が出てしまいます。



日本へ来てから、一家は貧しくて

それを助けるために春子さんもバイトを探します。



でも・・・・




言葉が分からないからね、採用されないの。




そんな時に「清掃員募集」の張り紙を見つけたわけ。



そこで一生懸命に仕事を覚えて、

全国ビルクリーニング技能協議会にも出場。




そこでは最年少日本一になっています。



初めの頃は、お掃除をしていても

何で綺麗に使ってくれないの？

綺麗に使ってくれれば　掃除も手がかからないのに。




そんな風に思っていたそうです。



でも色々な事があって、人に対して優しくないと

いけないんだって悟るのね。



だから笑顔で仕事をする事にしたの。



掃除は綺麗にするだけではなくて、

気持ちよく使ってもらう事だって思いながらね。

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それからは利用者に「ご苦労さん」とか

声をかけてもらえるようになったの。



汚れを見つけて綺麗にする。



わ～綺麗になったよ～って、

そんな時の春子さんの笑顔はキラキラしています。



とっても素敵なんです。




新津春子さんの素敵なお話・・・。


「清掃は中国でも日本でも、

　 　まだまだ地位が低い。

でも私は職人の仕事だと思っています。

ただ清掃するだけじゃない。

心をこめて掃除すれば、

感謝してくれる人がいるのです。」




同じ清掃の仕事をしている者として、

教えられる事がたくさんでした。



本当に清掃の仕事って、いろいろ種類があるけど

決してホワイトの仕事ではありません。



グレーか・・・ブラックか・・・。



でも　こんなにも一生懸命な人がいるんだと思うと、

私も頑張らなくちゃって思います。



ホテルの清掃も、何でこんなに散らかすの～～！！


そう思う事が度々あります。



でも新津さん流に考えれば、

それでお客様は楽しく過ごせたんだろうし、

次にその部屋を使うお客様の為に

綺麗にさせていただくってことね。



この番組は毎週必ず見ているわけではないの。



でも、今回　この「お掃除」の新津春子さんを

見る事が出来て、本当にラッキーでした。




「世界一清潔な空港の清掃員」

という本を出版されています。



是非読んでみたいなと思っています。

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